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【キッチン掃除】換気扇の油汚れはどうやって落とす? 必要な洗剤や道具、予防法は?

投稿日:2018-10-28 更新日:

キッチンの換気扇は、すぐ真っ黒になってしまう、汚れやすい場所です。

 

こまめに掃除しておきたいところですが、

「何を使って」「どのように」掃除すればいいのか分かりにくく、

つい放置してしまいますよね。

 

そこで今回は、キッチンの換気扇の掃除方法を、分かりやすく解説していきます。

次のことが書いてあります。

  • 必要な道具
  • キッチンの換気扇掃除に適した洗剤
  • 換気扇の取り外し~掃除の流れ
  • 汚れを予防する方法

 

 

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準備1:どんな洗剤が使えるのか

キッチンの換気扇を効果的に掃除できるのは、アルカリ性の洗剤です。

部類としては、「キッチン用アルカリ性洗剤(洗浄剤)」、または「レンジ用洗剤」というカテゴリーになります。

(洗剤の種類についてはこちらの記事をご覧ください。)

汚れに直接吹きかけることができるスプレータイプが便利です。

 

市販の洗剤なら

  • 花王 「キッチンマジックリン」
  • LION 「レンジまわりのルック」

などがいいでしょう。

 

キッチンの換気扇掃除では、そのほかにも、

重曹セスキ炭酸ソーダといった、環境に優しいナチュラル系(アルカリ性)洗剤も好まれます

 

それぞれの違いと選び方

「重曹」は、ごく弱いアルカリ性で粒子が大きい(水に溶けにくい)ため、研磨して使うのに向いています。

「セスキ炭酸ソーダ」は、少し強めのアルカリ性で水に溶けやすいので、スプレーして使うのに向いています。

同じ「ナチュラル系アルカリ性洗剤」といってもこのように性質が違うため、換気扇掃除においてもそれぞれ得意な部位があります。(あとで詳しく触れます)

 

ただ、これらナチュラル洗剤は元々洗剤ではなく、水を足して洗剤として使える形にする必要があるため、面倒に感じる人もいます。

その場合は、専用に作られていてすぐ使える「レンジ用洗剤(キッチン用アルカリ性洗剤)」を選んだほうが楽です。

 

なぜアルカリ性洗剤がいいのか→汚れの正体を知れば納得

キッチンの換気扇の汚れは何なのかというと、油汚れがホコリと結びつき固まったものです。

これをきれいに落とすにはアルカリ性の洗剤が必要になります。

油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性との化学反応で表面を溶かすことで、落としやすくなるのです。

 

でも、「油汚れなんだから食器用洗剤は使えないのか?」「どう違うの?」と思いますよね。

結論からいうと、食器用洗剤では洗浄力不足できれいに落ちません。

 

食器用洗剤は、「界面活性剤」を主成分とする中性洗剤がほとんどです。

この界面活性剤は、一つの粒子に「油にくっつきやすい部分」と「水にくっつきやすい部分」を持っていて、油を包んで水の中に浮かせることで汚れを落とすというものです。

この作用を「乳化」といいます。

乳化をおこすには、油汚れが簡単に剥がれ、細かくなる状態・・・つまり、柔らかい状態でなくてはなりません。

 

使ったばかりの食器は油汚れがまだ固まっていないので食器用洗剤で十分です。でも、キッチンの換気扇の油汚れは違います。

長期間放置され、ホコリも混ざってガチガチに固まっていることが多く、乳化させる前にまず溶かすなどして柔らかくしなくてはならないのです。

 

その「溶かして柔らかくする」ことが可能な洗剤が、アルカリ性の洗剤というわけです。

ちなみに、レンジ用洗剤(キッチン用アルカリ性洗剤)には界面活性剤も入っており、ガンコな油汚れを溶かした後で乳化も行なって、きれいに落とすことができます。

 

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準備2:必要な掃除道具

洗剤のほかに、キッチンの換気扇掃除に使う道具は次のようなものがあります。

  • キッチンペーパーかティッシュペーパー、またはラップ
  • 雑巾、ふきん、布の切れ端など
  • 掃除ブラシ(小サイズ)、または古い歯ブラシ
  • 新聞紙
  • ゴム手袋
  • 脚立、または椅子

それぞれの使い道は、このあとの掃除の手順のところで説明します。

 

また、あると便利な掃除道具として「スチームクリーナー」を挙げておきます。なくても問題ありませんが、もし自宅にあれば使いましょう。

 

 

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換気扇掃除の手順1:パーツを取り外す

まず、換気扇の中の方まで掃除するために、ファンなどのパーツを取り外さなくてはなりません。

といっても、取り外すパーツは少しだけですし、もともと取り外して掃除できるように作られているので、やり方は簡単です。

 

換気扇のタイプによって多少順番は違いますが、だいたいは次の3つの作業だけです。

1.フタを取り外す

2.ファンの留め具を外す

3.ファン本体を取り外す(手前にフィルターがついていたらそれも外す)

 

工具は必要なく、素手で取り外せることが多いです。

説明書があれば確認しながらやりましょう。換気扇自体に取り外し方が書いてある場合もあります。

 

パーツを取り外すときは、まず電源を切り、電源プラグを抜きましょう。

高くて手が届かなければ、椅子か脚立を置き、上に乗って作業します。

手が汚れるのが嫌であれば、ゴム手袋をしましょう。(ゴム手袋は本来、洗剤で手肌を傷めないために用意するのですが)

また、後でパーツを戻すときのために、取り外す前に写真をとっておくと助かります。

 

取り外したパーツは、シンクの中に置くか、調理台に敷いた新聞紙の上に置きます。

シンクの中に置けば、後で洗剤をかけたりするのがやりやすいですが、そこに置くと排水管に落ちる可能性がないとは言えません。

なので個人的には調理台に置くのがおすすめです。

「外側→内側のパーツ」のように、取り外した順番に並べましょう。

 

 

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換気扇掃除の手順2:取り外したパーツの汚れを落とす

フタ、ファンの留め具、ファン本体(、フィルター)を新聞紙の上に置いたら、さっそく汚れている部分にアルカリ性洗剤をスプレーしましょう。

ここからはゴム手袋着用です。

汚れが軽ければ、スプレー後すぐブラシでこすり落とし、水で洗い流せます。

 

ただ、換気扇の油汚れはたいていガンコなので、この洗剤でもすぐには落ちないことが多いです。

その場合は、しばらく洗剤につけて化学反応を進めるために、「洗剤湿布」という手法をとります。

やり方は、汚れに洗剤をつけたら、ティッシュかキッチンペーパー、あるいはラップで上から覆います。

こうすることで、洗剤が乾いたり流れ落ちたりせずに長時間つけておくことができます。

凹凸のある部分にもピッタリ密着させるように、細い棒か何か(歯ブラシの毛先でOK)で押し込みましょう。

2~3分したら湿布を剥がし、擦り落として洗い流します。

汚れが落ちるまで、何回か繰り返しましょう。

 

それから、もしナチュラル系洗剤を使いたい場合は、セスキ炭酸ソーダを使います。

重曹よりも水に溶けやすいので、水溶液を作ってスプレーボトルに入れて使えます。

水との割合は500mLに対してセスキを小さじ1杯が基準のようですが、割合を変えればアルカリ度を調整できるので、好みの割合で作るといいと思います。

500mLも必要ないのであれば、250mLに小さじ1でもいいです。そのぶん少し強いアルカリ性になります。

スプレーを作ったら、レンジ用洗剤と同じように使うだけです。

 

 

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換気扇掃除の手順3:壁の本体の汚れを落とす

「壁から外れない本体(内側、レンジフード、ファンがついていた軸など)」には、洗剤を直接スプレーすることはできません。空中に舞って目に入ると危険だからです。

ではどうするのかというと、雑巾やふきんにキッチン用アルカリ性洗剤を染みこませて拭きます。

 

なかなか落ちないときは、何度も洗剤を染みこませ直して拭きます。

もしくは、やはり「洗剤湿布」です。

洗剤湿布をする場合、洗剤を吹きかけてから覆うわけにはいかないので、あらかじめティッシュ・キッチンペーパーに洗剤を染みこませたものを貼りましょう。

数分したら歯ブラシでこするなどして、最後に拭き取るといいでしょう。

 

また、もしナチュラル系洗剤を使うなら、この場所には重曹が有効です。

重曹に少量の水を加えて混ぜることでペースト状(歯磨き粉のような状態)になります。重曹は粒子が粗いので、こうすることでアルカリ性の研磨剤になります。

あとはこれを雑巾やブラシに塗って、ガンコな油汚れを擦り落とすだけです。

 

 

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換気扇掃除の手順4:パーツを元に戻す

掃除が終わったら、ファン、ファンの留め具、フタなどを換気扇本体に戻します。

取り外したときとは逆の順番で取り付けていきます。

 

ここまでお読みの方であれば、

パーツは取り外した順番に並べ、携帯で取り外す前の写真も撮っていると思うので、組み立てるのは難しくないでしょう。

 

分からなくなった場合は説明書で取り付け方を確認します。

 

 

換気扇の汚れの予防

油汚れがガンコにならないうちにこまめに掃除するのが確実ですが、換気扇はそれほど頻繁に掃除する気にはなれませんよね。

そんな場合のために、換気扇の汚れ予防の小技を実践しましょう。

さすがに換気扇を汚れなくすることはできませんが、汚れる速さを遅らせ、汚れても落としやすくできます。

 

次の方法があります。

  • 汚れ防止剤、またはリンスを塗布する
  • 換気扇用の外付けフィルターを設置する

「汚れ防止剤」は、塗ることで油汚れがつきにくくなり、ついても落としやすくなるというものです。

換気扇の外側や内側、ファン部分などの汚れやすいところに、掃除の仕上げとして毎回塗っておきましょう。

 

また、汚れ防止剤は入浴時に使う「リンス」で代用することもできます。

リンスには、界面活性剤や汚れの付着を防ぐシリコンなどが含まれています。雑巾などの上に出して、換気扇本体を拭いて塗り付けましょう。

 

「換気扇用の外付けフィルター」は、換気扇本体に汚れが到達する前に受け止めてくれるフィルターです。

取り付け・取り外しが簡単で、汚れたら取り替えればいいだけなので、換気扇自身が汚れるよりも処理が楽になります。

換気扇自身にフィルターがついていたとしてもつけられます。

 

こういった予防法をしつつ、1シーズン(3か月)に1回くらい掃除するようにすれば、換気扇の汚れがガンコになることは減るでしょう。

 

 

その他:洗剤を使いたくないときはスチームクリーナーで掃除しよう

今回ご紹介してきたように、ガンコに固まった油汚れは強めのアルカリ性洗剤で落とす必要があります。

しかし、肌が傷むのが心配だったり、料理をする場所で強力な洗剤を使うのが気になってしまう場合もあるでしょう。

そんなときは、高温の蒸気で汚れを浮かして落とす「スチームクリーナー」が便利です。

 

ガチガチに固まった油汚れも、もとは加熱調理で気化した油です。つまり、油は温度によって固体・液体・気体に状態変化します。

この性質を利用して、スチームクリーナーで外から温めて油汚れを柔らかくしつつ、蒸気の勢いで浮かせることができます。

熱と蒸気で油汚れが浮いてきたら、雑巾などで拭きとればいいだけなので簡単です。

 

アルカリ性洗剤で洗う場合でも、なかなか落ちないときに補助的に使うこともできます。

 

 

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