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風呂場のピンク汚れ(ヌメリ)の原因、掃除方法、予防法をまとめて解説。

投稿日:2018-04-17 更新日:

お風呂場の汚れで一番多いのは、床や壁、シャンプーボトルの底などに発生する「ピンク汚れ」です。

落としても落としてもあっという間に再発生する、あの厄介なヌメリ。

キレイに落として、そのあともなるべく発生させないように予防したいものですよね。

 

そこで今回は、

  • あのピンクのヌメリの正体と原因
  • 効果的な掃除方法
  • 再発生させない予防法

についてまとめていきたいと思います。

 

 

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ピンク汚れ(ヌメリ)の正体とは?

ピンク汚れの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌です。

これが目に見えるほどに繁殖すると、あの気持ち悪いヌメリとなります。

 

特徴

ロドトルラには大きく3つの特徴があります。

  1. 空気中に存在する。
  2. 繁殖スピードがとても速い。
  3. 健康な人には害はないが・・・。

 

まず、ロドトルラはどこにでも浮遊している菌なので、家の中から撲滅させることはまずできません。

したがって、掃除と予防策によって常に繁殖させないようにしていくことが主な対策になります。(後で解説)

 

何といっても厄介なのは繁殖スピードで、いくらヌメリを落としても5日足らずで元通りになってしまうほど速いのです。

他の菌やカビよりも圧倒的に速く、繁殖の条件がそろっていれば5日間で数十億倍の数に増殖することができます。

 

このようにすぐ再発するピンク色のヌメリは、あまり毒性はないものの、見ていて気分の良いものではないですし、滑って転ぶ危険性があります。

そして何より、放っておくと後からもっと危険な細菌やカビが発生してきます。

 

 

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ピンク汚れの発生原因

原因となる3要素

次の3つの条件がそろうと、ピンクのヌメリが発生します。

  1. 水分(湿気)
  2. 温度
  3. 栄養

風呂場の場合、浴槽内や床・排水溝・壁などに付着した、皮脂汚れや石鹸・シャンプーのカスなどが栄養となります。

ロドトルラ菌はそのような汚れに付着すると、浴室内の湿気や乾ききらなかった水とともに汚れをエサとして取り込み、増殖を始めます。

増殖は、室温が20~30度の時に最も活発になります。

 

カビの発生条件と同じ=ピンク汚れはその前兆

上記の3要素、どこかで見たことがありませんか?

そうです、実は「カビ」の発生条件と同じなのです。

 

先ほど、「ピンク汚れに害はないが放っておくとカビなどが発生するから厄介」ということを書きましたが、それはこういった理由からです。

繁殖スピードが速いため、ピンク汚れがいち早く発生しますが、他の雑菌や黒カビも同時に増殖をスタートしています。

ピンク汚れを放置すると、数日遅れてカビも目立つようになります。

 

つまり、このピンクのヌメリが「カビ発生の前兆、サイン」ととらえることもできます。ロドトルラは害がないからといって放っておかず、見つけたらキレイに落として予防策もしておきましょう。

 

※ピンク汚れ以外の風呂場汚れ

ピンク汚れを見分けられるように、風呂場の他の汚れも参考までに挙げておきます。

 

  • 白っぽいヌメリ・・・ロドトルラに遅れて他の雑菌も繁殖してきて、塊になったもの。有害な菌も現れてくる。
  • 黒カビ・・・発生場所によっては非常に落ちにくいので、発生させないよう予防が大事。
  • 白いサラサラした汚れ(水垢)・・・水道水に含まれるカルキやミネラルが結晶化したもの。

 

 

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ピンク汚れを落とす掃除方法

落とすだけなら簡単

見つけたら早めに落としておきたいピンク汚れ。

その理由は黒カビなどへの発展を防ぐためだけでなく、このヌメリの段階なら比較的簡単に落とせるからでもあります。

 

お風呂掃除で使われるたいていの方法で落ちます。(※発生場所によっては落としにくい場合もあります

例えばどんな方法があるかというと・・・

  • お湯とブラシ類だけで擦る
  • 重曹やセスキ炭酸ソーダ(+お酢またはクエン酸水)で溶かす
  • 風呂用洗剤
  • エタノール湿布
  • 酸素系/塩素系漂白剤
  • 塩素系洗剤

などです。

 

この中でおすすめの方法はどれかについては、次の項目で説明します。

 

落としても再発生する。その理由は?

先ほど、「ピンク汚れはたいていの掃除方法で簡単に落ちる」と書きましたが、実は落とし穴があります。

それは、見た目ではキレイに落ちていても、実際は目に見えない数のロドトルラが残ってしまうことです。1匹でも残っていれば、5日後には数十億匹に増殖して、再びピンクのヌメリを形成します。

 

ピンク汚れが再発生する原因は大きく2つあります。

一つめは今説明した通り、ヌメリを落とした時に菌が生き残った場合。

もう一つは、空気中に漂う新たなロドトルラ菌が付着し繁殖した場合です。

特に菌が生き残った場合は再発生が早いので、そんなことのないように殺菌して全て落とさなくてはなりません。

 

再発生しにくい落とし方は?

そういうわけで、ピンク汚れを落とすのに効果的な掃除方法は何かというと、

殺菌効果のある掃除方法」ということになります。

 

先ほど挙げた掃除方法の中で、殺菌効果があるものは、

  • エタノール湿布
  • 風呂用洗剤の中で、殺菌作用があるもの
  • 酸素系/塩素系漂白剤
  • 塩素系洗剤

になります。

 

おすすめは、エタノール湿布です。

どうするかというと、キッチンペーパー等に消毒用のエタノールを染みこませ、ピンク汚れに貼り付けます。こうすることで、エタノールがすぐ乾いたり流れ落ちてしまうことなく持続的に殺菌ができます。

2つともホームセンターやドラッグストアで簡単に手に入るうえ、常備している人も多いので、気軽にできる殺菌方法です。

5~10分ほど湿布したら、ブラシなどでこすり落として流しましょう。

 

他の掃除方法はどうなのかというと、

漂白剤は掃除場所の色を落としてしまわないように注意が必要ですし、塩素系洗剤は使用にあたっての注意点や後始末が面倒なので、個人的にはおすすめできません。

ピンク汚れであれば、それほど強力な洗剤は必要ないのでエタノールがちょうどいいかと思います。

 

 

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ピンク汚れの予防法

ピンク汚れの発生条件3つ(水分、温度、栄養)を絶つことで、落としそこなったロドトルラ菌の再増殖や、空気中から新たに付着して増殖するのを予防することができます。

毎日のことなので、できるだけ簡単な予防法をご紹介します。

 

毎日の入浴後にできる予防

まず、入浴直後のうちに、壁や床・浴槽等についた皮脂汚れ・石鹸カス・髪の毛を取り除きます。

汚れが固まるまえに、湯気が残っていて柔らかい状態になっているうちにやりましょう。熱いシャワーをかければ流れやすいです

 

その次に、温かくなってしまった壁や床に冷たいシャワーをかけ、温度を下げましょう

 

そして最後に、浴室内の湿気を飛ばすために換気をします。

換気扇を回し、風呂場の扉を10cmほど開けておくと、うまく空気の循環が起きて乾きやすくなります。

それでも、浴室によっては壁や床の水はけが悪くて、かけたシャワーの水がたくさん残ってしまう場合があれば、扇風機で風を送るなりしてさらに乾きやすくします。浴室乾燥があればそれで大丈夫です。

水はけを良くするためにリフォームするという手もあります。

 

シャンプーボトル等は浴室に置かないほうがいい

予防法としてその他にしておきたいのは、椅子の脚・風呂桶・シャンプーボトルの下、鏡の縁など、水分がたまりやすい場所の対策です。

置いたものを浮かせるなどしておくといいですが、浴室内に物が多いほどこの手間は増えてしまいます。

そのためシャンプーボトルや風呂桶などは、毎回入浴時に外から持ち込むようにしたほうが楽です。

 

週に一度はしっかり掃除を

予防法をおさらいすると・・・、

  • 入浴直後に皮脂や石鹸などを温水で流し、
  • 冷水で浴室内の温度を下げ、
  • 空気を循環させて湿気や水分をとばす。
  • 浴室内に置いてある物の下の水分も取る。できればあまり置かない。

となります。

 

しかし、毎日の簡単な予防だけでは、落ち切らない皮脂・石鹸カスも出てきます。

そういったところを、週に1回くらいは洗剤やブラシなどで掃除するようにしましょう。

シが入らないところは重曹とお酢を反応させて汚れを浮き上がらせる等の工夫をします。

 

 

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