家具・インテリア

座り心地の良い椅子・ソファの選び方は?クッション材、各部の長さ、バネなどをチェックしよう。

投稿日:2018-04-06 更新日:

椅子やソファを選ぶときには、できるだけ快適に座れるものを見つけたいものですよね。

座り心地の良さというのは、種類やサイズなどと同じように、椅子・ソファを選ぶうえで重要なポイントです。

 

そういうわけで、今回は椅子・ソファの選び方を「座り心地の良さ」という部分に絞って書いてみたいと思います。

 

 

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一番簡単な選び方は、店頭で触ること

「座り心地が良い」と感じる椅子・ソファは、人それぞれで違います。

体格の違いや好みといった「個人差」があるので、「これが座り心地が良い」という決まった答えはあまりありません。(もちろん品質の良い悪いはありますが)。

 

そのため、一番手っ取り早くわかりやすい選び方はやはり、店頭で触ったり座ったりして自分が心地よいと思うか確かめることです。

当たり前の方法ですが、これなら予備知識もほとんど必要ありませんし、どれがいいのか迷っているなら店員に相談もできて楽なのです。

雑誌や口コミなどで高評価な椅子・ソファをそのまま選ぶのも悪くないですが、「一般的に良いといわれているもの」というより「自分に合っているもの」を見つけなることが大事なので、できれば実際に座りながら選びましょう。

 

しかし、「近くの店には欲しいソファ・椅子がない」など、店頭で選べない事情があって、ネット等で購入することだって少なくありません。

そんなふうに「実際に触って選べない」ときにはどのようなことに注意して選べばいいのでしょうか。

 

 

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クッション材をチェック

ここからは、店頭で椅子やソファの座り心地をチェックできない人のためのチェック方法になります。

(店頭で選ぶ場合でもより選びやすくなるので、知っておいて損はありません。)

 

さて、この項目ではタイトルの通り、クッション材が自分にとって座り心地のいいものかどうか、つぶれにくく長持ちするものか、などをチェックする方法を書いていきます。

 

中材の種類

ウレタンフォーム

気泡が入ったポリウレタンの塊です。クッション材としてよく使われる素材であり、座って変形した後で元の形に戻る性質や弾力性が優れています。

クッションに使用されるのは軟質タイプで、さらに柔らかさは気泡の多さにより変わります。

(他にも、硬質タイプは断熱材や防音材に使われたりなど、ウレタンフォームの用途は幅広いです。)

 

高価な椅子・ソファに入っているウレタンフォームは、均等に気泡が入った品質が良いものになっています。

 

欠片状のクッション材

ウレタンチップ、綿、ポリエステルなどがあります。

ぬいぐるみの中綿のように、細かくちぎれたクッション材をまとめて詰めたものです。

一つの個体ではなくバラバラなので、柔らかい傾向があり、座ると体がよく沈み込みます。

 

潰れやすいものを選ばないよう、密度や構造に注意しましょう。

 

コイルスプリング

クッション材とは少し違いますが、クッションの中にはこういったものが入っている場合もあります。

 

コイル状のバネを一面に並べてあるもので、高価なソファ、マットレスなどでよく見られます。

座った位置に応じて、対応するバネが縮んでしっかりと支えるので、弾力に偏りがなく丈夫です。

 

中材の密度

密度はクッションの柔らかさに影響します。通販サイトの商品説明欄やタグなどにはたいてい「kg/m3」という単位で記載されています。

 

密度が低いほど柔らかくソフトなタッチになりますが、柔らかすぎるクッションは座った時に沈み込みすぎて、座面の底板に体が触れて腰を痛めます。

そういったクッションは座り心地が悪いだけでなく、劣化して潰れやすいので避けなくてはなりません。

 

高密度のほうがつぶれにくく長持ちします。座面のクッション密度は45kg/m3以上あると安心できます。

 

クッションの中の構造

構造、つまり「上記のようなクッション材がどのような状態で詰まっているか」をチェックします。

 

区分けされた構造

ダウンジャケットや羽毛布団のように、クッション材が複数の部屋に仕切られて入っている構造。

ウレタンチップや綿といった欠片状の中材を使ったクッションは、座っていくにつれて押されて一か所に偏ってしまう弱点があります。

しかしこの構造になっていると、普通よりも偏りが起こりにくく長持ちします。

 

三層構造

板状のクッション材が複数重なって入っているものは「多重構造」と呼ばれるのですが、その中でも「三層構造」は人間の体を支えるのに理想的な構造といわれます。

硬めのクッション材を柔らかいクッション材で両側から挟んだようになっており、感触は柔らかいのに丈夫で形が崩れにくいという特徴を持っています。

 

これが採用されているという表示があれば、その製品は姿勢がキープしやすく長時間座っているのに適していると判断できます。

 

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シートハイ、シート幅の数値をチェック

座り心地が良く感じる椅子・ソファはたいてい、サイズが自分の脚の長さや体の幅に合っているものです。

つまり、サイズが自分の体に合っているかどうか数値を見れば、店頭で確かめなくてもある程度座りやすさが分かります。

 

どの数値をチェックするのがいいのかというと、「SH(シートハイ)」と「SW(シート幅)」です。

  • SH・・・座面の高さのこと。自分の膝より少し低いくらいだと座り心地が良い。平均的な身長の人は、シートハイが40cm前後くらいがちょうどいいそうです。
  • SW・・・座面のみの幅。全体の幅から肘掛けの幅を引いた長さ。平均的な体型の成人は、シート幅が50~70cmほどあれば十分ゆったり座れます。一人掛けのソファが大体それくらいのシート幅に設計されています。

 

 

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シート裏のバネをチェック

ソファやイージーチェア、座椅子などには、クッション以外にも座った時に衝撃をやわらげるパーツがあります。それがシート底部や背面にあるバネです。

いくつか種類があり、弾力の強さや柔らかさなどが違います。

 

どれが採用されているか表示を見ることで、そのソファの感触を予想することができます。(「コイルスプリング」はクッションの中に入り込んだような状態で取り付けられているので、クッションの項目のほうに書きました)

 

ウェービングベルト

弾力性のある繊維でできたベルトで、シート底部などの端から端に複数張ってあります。

他のスプリングと組み合わせて使用されることもあり、これだけが採用されているソファはやや柔らかさに欠けます。そのかわり、コストが安く軽量です。

 

S字スプリング

波線状に伸びている長いスプリングで、やはり端から端に張るようにしてクッションの下の一面に何本も取り付けられます。

体重がかかると緩やかに曲がって支えてくれて、適度な柔らかさと弾力があります。

 

ここで、それぞれのバネの柔らかさを比べると、
(硬い)ウェービングベルト > (コイルスプリング) >波型スプリング(柔らかい)

という順番になります。

 

 

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その他

背もたれ

奥行き(D)の短い椅子・ソファは、背もたれの角度も90℃に近い急な角度になっていることが多いです。

もたれかかって座らなければ座り心地にそれほど関係ないかもしれませんが、もたれたい場合は背もたれの角度が心地よさに関わるので気を付けましょう。

 

アームレスト(肘掛け)

フレームだけのもの、クッション入りのものなど構造はいろいろで、角度も水平のものや坂になっているものがあります。

それにより座ったときの腕の置き心地が変わるので、自分のいいと思うものを選びます。

また、座面からの高さが20cm以上あると肩が浮いてしまって腕の置き心地が良くないと思います。

 

二人掛け以上のソファで横に寝そべる場合にはアームレストを枕代わりに使いがちです。そのように使う場合は、クッション入りで縁が丸く、高さがあまりないアームレストにする必要があります。

 

 

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