付箋の使い方

付箋の使い方 勉強の効率化編 教科書・ノート・問題集・スケジュール作りに活用できる

投稿日:2017-03-18 更新日:

学生さんなど、勉強をしなければならない状況にいる方々は、次のような悩みを感じることはないでしょうか。

 

  • 「勉強のスケジュールが上手く立てられず、テストまでに間に合わない」
  • 「ノートがきれいに作れず、復習に使えない」
  • 「前に間違えたのと同じような問題を間違えてしまう」
  • 「効率よく暗記したい」

・・・などなど。

付箋はそのような悩みの解決にも役立てることが可能です。

 

ということで今回は、勉強するときの付箋の使い方をご紹介します。

  • テストの出題範囲を効率的に覚えるために、付箋を使って勉強スケジュールを作る方法とは?
  • 教科書やノート・参考書・問題集を強力な教材に改良できる付箋の使い方とは?

といったことを解説していきます。

 

 

 

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1.勉強のスケジュールを立てる時の付箋の使い方

(※まず付箋を使った勉強スケジュールの立て方からご説明しますが、かなり長いです。

教科書やノートへの使い方だけを見たい場合は、上の目次から「2.各教材で勉強するときの付箋の便利な使い方」の項目をクリックしてお進みください。)

 

そもそも、勉強のスケジュールの立て方は?

付箋をどう使うかの前に、勉強のスケジュールをどう立てるのかを知っておきましょう。

 

 

何も計画を立てず漠然と勉強をしていると、日によって勉強の質がバラバラになりますし、「ここを覚える」という明確な目的意識もないので記憶が定着しにくいと思います。

なので、スケジュールを立てるのは重要なことです。

 

 

毎日の勉強スケジュールを考える時のコツとしては、「この科目とこの科目を何時間ずつやろう」という考え方をしないことです。

そうではなくて、「ここからここまで勉強しよう」と考えます

例えば、「今日は日本史の教科書の50~60ページまでを5回写経し、英語の単語帳は出題範囲のうち最初の20個を暗記しよう」、「次の日はその続きから同じ量をやろう」・・・などという具合です。

 

こうすることで、テスト日までの期間に合わせて出題範囲全体を分割しやすくなり、それを毎日のスケジュールに配分していけば勉強のもれが少なくなります。

その日の目的をはっきり決めているので、いざ取り掛かった時に何をしたらいいか分からない、ということもありません。

 

 

また、毎日の勉強スケジュールには復習も入れます。

人間の脳は、1日経つと前日に覚えたことの4分の3は忘れるようにできているといいます。

それを防ぐためには、何日も同じ情報に触れることで、長期記憶に変えなければなりません。

 

1日だけで完璧に記憶しようとせずに、「まだ頭に入った感じがしないけど、さっさと次の科目をやろう」というふうにテンポよく勉強し、その代わり同じ復習を何日もする、というやり方をします。そのほうが記憶が定着しやすいためです。

毎日いくつもの教科をやって復習までやる…というのは一見きついと感じるかもしれませんが、テンポよく次の勉強に移っていけば、思ったほど勉強時間は長くなりません。

 

 

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付箋を使ってスケジュールを記入する

前置きが長くなりましたが、ここからが付箋の出番です。

カレンダーか自作のスケジュール欄などを台紙にして、付箋を貼り付けて勉強スケジュールを作っていきます。

 

 

 

 

まず、各教科のテスト範囲を1日分の量に分けて、付箋に書いていきます

「単語帳の単語No.1~20」や「No.21~40」、「問題集の○ページから△ページまで」、「教科書の10~15ページを3回書き写す」などという感じです。

 

 

次に、カレンダー(またはスケジュール表)の毎日の記入欄には、①通常の勉強メニューを貼る欄と、②反復するための復習メニューを貼る欄を用意します。

 

そして、作った付箋を①の毎日の通常の勉強メニュー欄に貼っていきます

今日は現代文はこれ、数学はこれ、英語はこれ・・・と毎日やることが通常メニュー欄に並んでいくはずです。

 

復習欄には、前の日のまでの通常欄の付箋を移動させるので、まだ空けておきます。

もしくは、「直近○日分の通常メニューを復習する」というのがわかるような矢印を引いておくだけでもいいと思います。

これで準備完了です。

 

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スケジュールを実行。復習メニュー作成は付箋の特徴を生かして簡単に

ここから毎日、通常の勉強メニューを取り組んでいき、次の日からは復習もこなしていきます。

復習欄は空白になっていると思いますが、付箋ならではの使い方で簡単にメニューができます。

次の日もその次の日も復習欄にいちいちメニューを書かなくても、前日の通常メニューの付箋を復習欄に移すだけで、簡単に復習メニューが出来上がります

図と文章だけだと分かりにくいですが、例えば3回ずつ復習しようと思ったら、その日の通常メニューを3日間だけ復習欄に貼り、3日過ぎたらカレンダーから取り除きます。次の日以降の通常メニューも、3日間だけ使い、そのあとは剥がすということを繰り返していきます。そうすると、直近3日間の付箋がいつも復習欄に残っている状態になります。

 

 

復習する量についてですが、何日も続けて同じ情報に触れる必要があるため、直近5日分くらいまでの通常メニューの内容を毎回復習するといいと思います。(日数は自分のやりやすさに応じて調整してかまいません)

例えば

  • 1日目→「その日の勉強メニュー」
  • 2日目→「その日の勉強メニュー」+「1日目の通常メニュー」
  • 3日目→「その日の勉強メニュー」+「1日目の通常メニュー」+「2日目の通常メニュー」

・・・

  • 9日目→「その日の勉強メニュー」+「4~8日目の通常メニュー」
  • 10日目→「その日の勉強メニュー」+「5~9日目の通常メニュー」

というふうになります。

これを普通に書き込むとしたら大変ですが、付箋を移動させるだけなので楽です

 

 

日数がたつにつれて復習の量が膨大になっていきますが、復習では通常メニューとして初めて取り組んだ時のように丁寧に取り組む必要はありません。

一度やれば少しくらいは覚えているはずで、それを思い出していく作業なので。

 

「教科書○~△ページを10回続けて音読する」というメニューなら復習では2回にしたり、解き方を確認するだけで演算はしない、というふうにしたりです。

復習を何日も重ねていけば記憶が定着してきて、思い出すのに必要な復習量が減ってきますし、スピードも上がります。

 

 

それから、

テスト当日までの通常勉強メニューと復習メニューの組みかたが分かると、テスト日直前のほうに配分した「出題範囲の後半の部分」は、復習する回数が取れないことに気付くはずです。

上の例なら、もしテストの日が「11日目」だったとしたら、10日目に配分した通常メニューは全く復習できないことになります。

そうなることを防ぐには、「テスト前日にやっと出題範囲を一周勉強し終わる」ようなスケジュールは組まないようにします。

 

 

 

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2.各教材で勉強するときの、付箋の便利な使い方

ここからは、具体的に勉強する時に、付箋を使えばいろいろ便利ですよ、ということについて教材別に書いていきます。

教科書・参考書・単語帳など

重要な用語を付箋で隠す

やることは、暗記用の赤シートで赤い文字を隠したり、赤いマーカーを引いて緑シートで隠すのと同じです。

しかし、シートの問題点は、ページ全体が真っ赤になって、どこが大事なのか見にくいことだったりします。

その点、付箋を貼って隠した場合はそこだけ付箋の色で強調されて、大事なところが分かりやすくなる効果があります。

 

ただし、メインの用語しか出題しないテストであればとても有効ですが、教科書に書いてあること全てから出題されるようなテストになると、メインの用語ばかりが目立つようになって、他に目がいかなくなって不便だったりもします。

テストの性質に合わせて、やるかどうか決めるべきですね。

 

覚えられないところに付箋を貼って目印をつける

上の「重要な用語を隠す」使い方と似ているように見えますが、「覚えるべきところに貼る」のではなく、「覚えていないところにだけ貼る」ということです。

つまり、覚えるために貼るのではなく、自分の弱点を把握するために貼るという使い方です。

付箋の貼り方は、隠すように貼るのも隣に貼るのも、お好みでいいと思います。

 

マーカーと違って、覚えたものから付箋を剥がしていけるので、「今どれくらい覚えていないものがあるのか」ということが把握しやすいです。

 

付箋に「そのページのまだ覚えられていない項目リスト」を書いて貼り付ける

こちらも、自分の弱点を把握するための方法です。

できていないところを付箋にリストアップしてページに貼っておけば、次にやるときにリストに書かれたことに集中して効果的に勉強することができます。

リストの中のものを覚えたら、消しゴムで消してしまわず、打ち消し線(取り消し線)を引いて消していきます。

 

こちらの方法のいいところは、「覚えたところの付箋を剥がしていく」方法と違って、どこが弱点だったのか記録が残ることです。

 

章の内容を要約して付箋にする

要約をすると、読んだことを頭の中でちゃんと整理できます。

でも、必ず忘れるものなので、付箋に書いて貼っておいてまた思い出せるようにします。

 

追加情報をメモして、該当ページに貼る

問題集などをやっていると、教科書や参考書に載っていない情報や知らない単語が出てきたりします。

そういった追加情報を付箋に書いて貼っていけば、教材を強化していくことができます。

 

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ノート

ノートの使い方にはいくつか種類があります。

  1. 授業を受けている時にメモをとるノート
  2. 勉強した内容を整理してきれいにまとめるノート
  3. 暗記したり練習問題を解いたりするために、ひたすら書き込むだけのノート

この中で、付箋を使うのは「2」が適していると思います。

 

「1」と「2」はどう違うのかというと、授業中にとるノートというのは、黒板の内容を写しながら先生が話すこともメモするので、急いで書いて汚くなり、復習するときに見にくくなっています。

授業ノートをきれいに取る方法を学んで、授業中にきれいにできればそれもいいかもしれませんが、授業の再確認と頭の中の整理にもなるので、改めてまとめノートを作るのがおすすめです。

 

そして、その時には付箋を使うと便利です。

まとめ用のノートを作るときの付箋の使い方は、付箋の枠を上手く利用するのがポイントです。

 

 

↑こちらが、付箋を使ったまとめノートの作り方の例です。

以下で解説します。

 

見出しを目立つ付箋で作る

付箋の枠のおかげで、見出しを境に文章がくっきりと区切られます。

すると、どこに何が書いてあるかが見やすくなり、勉強の効率が上がります。

色の濃い付箋を使って、見出しが一目で分かるようにしましょう。

 

本文も、1項目ずつ付箋にして貼る

文章一つくらいごとに付箋にすると、自由に並び替えたり不要なものを取り除いたりできるので便利です。

通常の文章は地味な灰色やベージュの付箋の上に書きます。重要な用語は赤など派手な付箋に書いてその上から貼り付ければ、暗記もしやすいです。

本文を書くための大きめの付箋や、用語につかう1行サイズの派手な付箋を買っておきます。

それぞれの付箋の最適な位置が決まったら、のり付けして剥がれないようにしましょう。

 

もし付箋をあまり持っていなければ、見出しだけ優先的に付箋で作って、本文はノートに直接書きこむのでもいいと思います。本文は見出しほどは目立たせなくていいので。

 

ノートを装飾してやる気アップ

直接勉強に役立つ使い方ではありませんが、おしゃれなデザインの付箋でノートを装飾することで、気分を高めやる気をアップさせることもできます。

これは、「マスキングテープ」などでも可能ですね。

 

勉強に嫌悪感を持っている人にはいい気分転換になるのではないでしょうか。

ただし、装飾ばかりに夢中になりすぎないように注意です。

 

教科書や参考書と同じように付箋を使う

こうしてまとめノートができてしまえば、前の項目でご説明した「教科書や参考書などで勉強するときの付箋の使い方」がこのノートでも使えます

覚えられないところに目印をつけたり、問題集で出てきた新しい用語を付箋に書いて貼ったりなどして、より強いノートに育てられます。

それを見越して、普段からノートはびっしり書き込まず、適度にスペースをとるようにします。

 

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問題集

問題集では主に、弱点の把握と、自分に必要な問題を抽出して目印をつけるのに付箋を使います。

 

解けなかった問題に貼る

問題集を解くことの意義は、どれくらい点数が取れるか測ることよりも、できないところを見つけることだと思っています。

なので、問題集で注目するのは基本的に間違ったところだけです。そこに付箋で目印をつけます。

もう少しで解けたのか、全く解き方がわからなかったのかなど、間違いの度合いごとに付箋の色を変えたり、間違った理由をメモしたりします。

普通に書き込むよりメモが浮き上がって見やすくなります。

 

できなさそうな問題を抽出して、それだけを解く

さらに効率的な問題集の使い方として、「はじめから自分に必要な問題しかやらない」という方法があります。

すでに解ける確信がある問題はやっていたら時間がもったいないので、まず自分ができない問題だけを問題集の中から抽出するのです。

 

問題文を順番に読んでいって、解けると思った問題は飛ばし、解き方が思いつかない問題にはふせんを貼る、という作業をします。

そうして抽出した、「分からない問題」だけに集中して勉強すれば、効率的に解答力が上がるということです。

 

 

テスト・模試の間違えたところの克服に

問題集の時と同じように、テストの間違えた問題に付箋を貼ります。結果が返ってきたときや答え合わせのときに貼っておく習慣をつけておくといいと思います。

 

さらに、その間違った問題を切り抜いてノートに貼っていけば、弱点だけがまとまったノートになります。

問題のタイトル・分野や、間違った理由などを見やすいように付箋に書いて貼りましょう。

そのまま切り抜けないテストは、コピーしたものを切り抜けば大丈夫です。

 

 

 

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まとめ

今回は、付箋が勉強効果・効率を上げることにも役立つということをご説明しました。

 

しかし、付箋は補助的な役割で、まずその土台に「しっかりとした勉強法を取り入れているか」ということがなければ成果は出ないと思います。

反復による長期記憶化、そのための勉強スケジュールの設計、暗記をするときに用語を隠すことが有効な場合とそうでない場合がなぜあるのか、問題集をやる目的は何か、・・・。

 

そのような理屈の部分から理解していれば、付箋の使い方もここに載せた方法だけでなく、自分なりにアレンジできるようになると思います。

 

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