付箋の使い方

付箋とは、便利な使い方がたくさんできる万能メモツール。

投稿日:2017-03-10 更新日:

最近ますます注目が高まっている文房具の中に、「ふせん(ふせん紙)」があります。

受験勉強の時なんかにお世話になった、参考書の覚えたいページにしおりのようにいくつも挟んでいた、あれです。

重要な箇所に追加情報をメモ書きするのに貼り付けたりもします。

 

しかし、ふせんの使い方はまだまだそれだけではありません。

 

 

例えばこの記事をお読みのあなたは、日常生活・仕事・勉強などにおいて、次のような悩みをお持ちでしょうか。

  • やろうと決めたことがなかなか習慣にできず、長続きしない。やる気が出ない。
  • やることが多すぎて頭がこんがらがっているうちに時間が過ぎていく。
  • いいアイデアを思いついてメモしたのに、どこにメモしたのか分からなくなる。
  • スケジュール帳にスケジュールは書くけれど、確認し忘れて終わっていることがある。
  • ノートがきれいにまとまらない。
  • 仕事中にとったメモを手間をかけずにきれいにまとめ直したい。
  • 整理整頓が苦手で、部屋が散らかっている。
  • 買い物リストを作っても買い忘れる。
  • いいダイエット方法が知りたい
  • 毎月、水道・光熱費がかかりすぎてしまう。

 

実はこれらの悩みは、ふせんを使うことで上手く解決することができます。

一見地味な存在の「ふせん」ですが、実はこのようなさまざまなことに応用ができる便利なメモツールなのです。

 

そういうわけで、今回からいくつかの記事にわたって、ふせんの特徴・シチュエーション別の使い方、ふせんノートの作り方、おすすめの商品などのテーマについて触れていこうと思います。

今回は、ふせんとはどのようなもので、どのような強み・機能があって、どのような使い方ができるのかを、ざっくりとした全体像をご説明します。

 

 

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ふせんとは? 歴史を知ることで、使い方のコツを知る

現在のようなふせんがどのようにして生まれたのか、ということを知ると、ふせんの最大の強み・使い方のヒントが分かってきます。

 

まず、「ふせん」(もしくは「ふせん紙」)というのは元々は、紙の切れ端にメモを書いてテープや糊で張り付けるようなものでした。

これだけだと、それほど便利なものではありません。

そこに革命を起こしたのが、1980年にアメリカの3M社から発売された「ポスト・イット」です

 

3M社は、文具メーカーではなく化学メーカーです。

それなのに、なぜふせんを発売したのか。それは、元々全く違うジャンルのものを開発中に、その失敗作から偶然生まれた商品だからです。

 

1970年、3Mの研究員のスペンサー・シルバー氏は接着剤の開発をしていました。

強力な接着剤を作ろうとしていたところ、失敗して真逆の「貼っても簡単に剥がれてしまう接着剤」ができてしまいました。

最初は、そんな失敗作はだれも見向きもしませんでした。

しかし数年後、シルバー氏の同僚で教会の聖歌隊員でもあったアーサー・フライ氏が、その「簡単に剥がれる接着剤」に注目します。

彼は、讃美歌を歌うときに手に持つ聖歌集のページに挟むしおりが、よく下に落ちてしまうことに困っていました。

そんな時に同僚が作った失敗作のことを思い出し、ページから落ちないように貼り付けられるけれども剥がしやすいしおりを思いつきました。

 

これが「ポスト・イット」という商標で発売されると一気に便利になり、現在では「ふせん」といったら何回も貼って剥がせるものだということが当たり前になっています。

使い勝手のよさから、さまざまな大きさ・デザイン・目的別のものが発売されています。

 

接着力の弱い接着剤を使って貼ったりはがしたりできるふせんを作るなどというのは、それまで全くなかったコンセプトでした。

この化学メーカーの研究員が偶然発明しなければ、文具業界の人の発想では考えられなかったかもしれません。

 

 

さて、ここまでの話で分かる通り、ふせんの最大の特徴であり強みとは、貼ったり剥がしたりすることが簡単にできるということです。

この特徴を生活のさまざまなところに応用することで、ノートをきれいにとったり、買い物をスムーズにしたり、家の中のものを整理したり、たくさんの仕事を効率よくこなしたり、習慣を作って目標達成を助けたりできます。

 

 

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ふせんの4つの機能と使い方

付箋がいかに便利なツールなのかということを、4つの機能からご説明します。

 

1.どこにでも持ち運べて、思いついたらすぐメモできる

ノートやメモ帳は大きくて難しいですが、ふせんならば余裕でポケットに入れておけるサイズです。

 

でも、ポケットに入れてどこへでも持ち運んで、アイデアを思いついたその場でメモするなんてことは、別に付箋でなくてもできます。

小さめのメモ帳ならなんとかポケットに入りますし、今だったらスマホにメモする方が気軽かもしれません。

しかし、それ以上に付箋にはメリットがあります。それが、次からの項目です。

 

2.貼り付けることで、他のものと連携して使うことができる

つまり、他の文房具や家具などに貼り付けることで新しい使い方ができることが、ふせんならではの使い方といえます。

 

どれくらい便利かというと、メモ帳やスマホにメモをすると後で別の場所に書き写さないと整理ができなくなりますが、付箋なら簡単に整理できます。

 

ノートは直接書き込まず台紙として用い、メモした付箋をきれいに並べて貼り付ければいいのです。最近人気の「付箋ノート」というものです。

通勤電車の中で仕事のアイデアを思いつきメモしたなら、職場に行ってから仕事用のノートにそのまま貼り付け、ファミレスで食べたランチのカロリーをメモしたなら帰宅後にそのままダイエット用のノートに貼りつければいいだけです。

何でも手帳に書いてごちゃごちゃにならずに済みます。

 

また、スケジュール手帳の予定欄に書ききれない分を書いて貼り付けたり、重要なところに目印として貼りつけて見落としにくくもできます。

【※手帳用のふせんの使い方は、こちらの記事をご覧ください。

→「手帳がもっと便利になる13の活用法」

 

カレンダー、磁石の使えないホワイトボード、家事分担表などにも、やるべきことを書いたふせんを貼り付けて使うことができます。

 

3.順番を入れ替える・用事が終わったら剥がす

例えば、勉強でこの特徴を生かした使い方ができます。

勉強したことをノートにとったけれど、いまいちまとまりがない、見やすく分かりやすい形に書き直したい、ということになったとします。

直接ノートに書いてしまうと、直したい場所を消しゴムや修正液で消して書き直すか、いちから新しいページに書き直していくことになりますが、ふせんノートなら、一つ一つの項目ごとの付箋を並び替えたり取り替えたりすることで、一番分かりやすくきれいな並びを作って、まとまりのあるノートにすることができます

それに、英語など暗記が必要な科目では、単語を一つずつ付箋にして貼り付け、覚えたものから剥がして隣のページに移すなどすれば、覚えていない単語だけに目を通すことができ、効率的に暗記ができます。

(※ふせんを活用した詳しい勉強方法は、こちらの記事で解説しています。)

 

 

また、カレンダーや時間表の場合も、例えば取引先との商談が中止になったのでそのあとやる予定だった作業を前倒しにしよう、というような場合に、いちいち書き直さなくても、その日やる仕事を書いたふせんをずらすだけで済みます。

。作業が一つ終わるごとに剥がして捨てていくと、仕事を片付けていく達成感も得られたりします。

 

「今週はお父さんがゴミ出しをやってね」というときには、家事分担表の「お母さん」の欄から「お父さん」の欄に「ゴミ出し」のふせんを貼りかえるだけで完了です。

 

4.いろいろなカラー、デザインのふせんを使い分ける

現在までにさまざまなふせんが発売されました。

接着剤ではなく静電気で貼りつくものが出るなど機能は豊富になっていますし、カラーバリエーションもたくさんあり、デザインもおしゃれでかわいいふせんが販売されています。

選ぶだけでも楽しいですが、いろいろ用意して状況に応じて使うふせん変えることで、便利な使い方ができます。

 

ノートの重要な部分を赤やピンクのふせんで書いて、強調することで覚えやすくできます。

付箋自身が色の付いた囲み枠となって、色ペンで強調するよりもカラフルで目立つので、ノートが引き立ちます。

 

他にも、部屋の片付けにも効果抜群です。

例えば、緑は「よく使うもの」・黄色は「シーズンが過ぎているのに出しっぱなしになっているもの」・赤は「いつ置いたか分からないくらいそのままになっているもの」・・・などと自分なりに付箋の色を決めて、部屋に散らかっている物や服などに貼り付けいきます。

すると、出しておいていいものなのか、片付けるべきなのか、処分してもいいのか、ということが一目瞭然になり、整理整頓がきっとはかどるでしょう。

(詳しくはこちらをご覧ください→「付箋の使い方 部屋の片付け 編」)

 

 

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まとめ

  • 3M社の商品「ポスト・イット」の誕生により、ふせん(ふせん紙)は最強のメモツールへと進化したこと。
  • ふせんの最大の特徴は、簡単に何度も貼ったり剥がしたりできること。
  • 4つの機能(どこにでも携帯できる・他のものに貼り付けて連携・並び替えたり不要になったら剥がす・カラーやデザインのバリエーションを使い分ける)を活用して、さまざまな便利な使い方ができること。

 

今回は、以上のことをご説明しました。

このように、ふせんをいろいろなことに活用することによって、生活を豊かにすることができるので、一度使ってみることをおすすめします。

 

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